帰省先でカラフルな建造物を見つけました。
当日はあいにくの曇天でしたが、気分を明るくしてくれる、ポップな色使いの壁面です。
実は、この建物、愛媛松山の道後温泉本館なのです。2024年の12月にかけて、重要文化財である建物の改修工事が進んでいます。写真は、工事現場の養生面のプリント。アートのセンスが光ります。
建物の裏側に回り込むと、本来の姿がよくわかります。工事をしながら、温泉の営業を続けていました。限られたスペースのため、整理券が配布されていました。この日は、午前8時頃に訪れたのですが、14時の入館案内とのこと、大変な賑わいでぶりですね。
こうなると、道後温泉はとても敷居が高いな、と思ってしまいます。繰り返し松山を訪れていても、ここに入ったことがありませんでした。地元の方も、入ったことがないという方が多いようなのです。
今回は、何か、背中を押されるようなものがあり、初めて利用させていただきました。ただ、午後まで待つ時間がなかったので、歩いて2~3分のところにある、別館の飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)を利用しました。並ばずに入館できて、ゆったりとお湯を楽しめました。「なんだ、これならもっと早く来ていればよかったのに。」
何も考えないで温泉に浸かっているのは幸せな時間です。どの温泉もそうですが、さまざまな効能が書かれていて興味深いです。いわゆる湯治ですね。ストレスがあらゆる病気の元のなるのだとしたら、そのストレスから解放してくれる温泉やお風呂は万能なセラピーなのでしょうね。