言葉になる前の感覚を。
うまく言葉にしなくても、大丈夫です。
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── ほどくための入口 ──
ここまで、ゆっくり読み進めてくださって、ありがとうございます。
このページは、「何をしているのか」を説明するための場所というより、「どんな関わり方が、ここにはあるのか」を、少し感じてもらうためのページです。
シアジョイでの関わりは、何かを変えようとしたり、整えようと急いだりするところから始まりません。
まずは、今の調子や、言葉になる前の感覚を、そのまま置いておくところから始まります。
話す内容がまとまっていなくても大丈夫です。結論が出なくても、問題ありません。沈黙があっても、急かすことはしません。
対話も、相談も、やりとりも、ここでは「進めるもの」というより、一緒に「ほどいていくもの」だと考えています。
この先には、いくつかの関わりの形を置いています。どれかを選ばなくても構いませんし、今は読むだけでも大丈夫です。
ご自身のペースで、今の自分に合いそうな距離感があるかどうか、身体の感覚で確かめてもらえたらと思います。
対話について
── 答えを出さない時間 ──
ここでいう「対話」は、答えを出すための時間ではありません。
うまく話す必要も、前向きな言葉を選ぶ必要もなく、今の状態のまま、来ていただいて大丈夫です。
調子がいい時も、なんとなく滞っている時も、理由ははっきりしないけれど落ち着かない時も。どんな入り口でも構いません。
対話の時間では、話す内容よりも、話しているあいだの「呼吸」や「間」を大切にしています。
言葉が続かない時には、無理に進めません。考えが行きつ戻りつしても、そのままにします。途中で話題が変わっても、問題ありません。
少しずつ、「何が問題か」よりも先に、「今、どんな感覚でいるか」が見えてくることがあります。
この対話は、治療や指導、評価の場ではありません。また、結論や行動を求める時間でもありません。
形式について
── 進め方の目安 ──
- オンライン(音声/必要に応じてビデオ)
- 時間:60分前後
- 単発/継続、どちらも可能
継続の場合も、頻度やペースは固定せず、その時々の状態に合わせて相談しながら決めていきます。
こんな方に
── 合うかもしれないサイン ──
- 考えは動いているのに、身体が追いついていない感じがある
- 人に話すと、つい整理しすぎてしまう
- 「何かおかしい気はするけれど、言葉にできない」状態が続いている
- 立場上、弱音や迷いをそのまま出しにくい
当てはまらなくても大丈夫です。読んでいて、少し引っかかるところがあれば、それが十分なサインです。
職場訪問型・出張保健室
── 現場に出向く対話 ──
職場やチームの現場に伺い、短い対話を重ねていく形です。
- 一対一の対話
- 少人数での対話
- 管理職・人事担当者との対話
「何か問題が起きているから」ではなく、「今の状態を確かめたい」そんなタイミングで使われることも少なくありません。
テキストを通した関わり
── 書くことで見えてくるもの ──
言葉は、
話すことで生まれることもあれば、
書くことで、はじめて姿を現すこともあります。
すぐには口にできないこと。
誰かに向けるほど整っていない感覚。
でも、自分の中では確かに動いているもの。
この関わりは、
そうした内側の動きを、
テキストというかたちで、
こちらがそっと見せてもらう時間です。
書くことで、整っていくプロセス
ここで扱うテキストは、
完成された文章である必要はありません。
- 断片的なメモ
- 日記のような記述
- 誰にも見せていない下書き
- うまく言えないままの言葉
それらを、
整えた状態にしてから出す必要はなく、
「今のまま」を、こちらが受け取ります。
書いた本人が、
自分の言葉との距離を
少しずつ調整していくプロセスに、
静かに立ち会っていきます。
読む・返す・間をつくる
こちらから行うのは、
添削や評価ではありません。
読み、
受け取り、
必要に応じて、短い言葉を返します。
問いを投げることもあれば、
ただ、そのまま置いておくこともあります。
急いで意味づけをせず、
「まだ言葉になりきっていない状態」を
一緒に保つ時間です。
こんな方に
- 話すより、書く方が自分に合っている
- 考えをまとめる前段階に、伴走がほしい
- 外に出すかどうか決める前に、誰かに読んでほしい
- 思考や感情の整理を、静かに進めたい
専門職や支援職の方だけでなく、
個人的な探究の時間として
利用されることもあります。
公開・非公開のあいだで
書いたものを、
無理に公開する必要はありません。
一方で、
どこかに出していきたい、
形にしていきたい、
そんなフェーズに移ることもあります。
その場合も、
前へ進めることを目的にはせず、
「今はどこに置いておくのが心地いいか」
を一緒に確かめていきます。
この関わりの位置づけ
これは、
コンテンツ制作の代行ではありません。
文章指導やコーチングとも、少し違います。
書くことを通して、
自分との関係を編み直していく時間。
結果として、
言葉が外へ流れ出すことはあっても、
それは副産物として起きるものです。
形式について
- 時間を合わせなくていい、テキストでのやり取り
- それぞれの生活リズムの中で進めていく形
- 一定期間の伴走/単発、相談可
- 分量や頻度は、状況に応じて調整
急がず、置き去りにせず、
それぞれのペースを尊重する関わりです。
この場の仕組みについて
── 続けられることを大切に ──
この場は、試行錯誤を通して、少しずつ育ってきた「仕組み」の上にあります。
活動を無理なく続けられること。そして、関わる方にとっても、重荷とならないこと。その両方を大切にしながら、対話が安心して行き来できる形を、ゆっくり整えてきました。
AIの進化がめざましい近年、ワクワクする新しい技術にも開かれた場です。技術は、人と人とのやり取りを、少し楽に、そして豊かにするための「補助線」とも見えます。
この場所が、必要なときに、必要なかたちで開かれていること。それ自体が、サステナビリティの一つだと思います。
この場を支える足場
── 専門性と実践 ──
この場を支えているのは、保健師として、人や組織への関わりを続けてきた、実践の積み重ねです。
制度・専門性・倫理を足場にしながら、同時に、「人が人として、楽に呼吸できること」を何よりも大切にしてきました。この対話が安心して成立するための土台として、私の「強み」と「得意」について、ここにそっと置いておきます。
- 保健師
- 認定心理士
- 健康経営エキスパートアドバイザー
